金沢旅行に行ってお土産を買おうと思っても、「何を買ったらいいんだろう?」「金沢で有名なお菓子って何かあったっけ?」と考えてしまう人も多いのではないでしょうか。
例えば、
- 東京なら「東京ばな奈」
- 北海道なら「白い恋人」
- 静岡なら「うなぎパイ」
- 京都なら「八ッ橋」
などのように全国的にも知名度の高い有名なお菓子がありますが、金沢といってもこれといってピンとこない人も多いでしょう。
金沢駅近くのプチギフトにおすすめのお店もご紹介しています。
石川・金沢のお菓子のプチギフトにおすすめの店舗30選【地元の老舗がご案内】
なので、今回の記事では、お土産として渡したら喜んでもらえる金沢で有名なお菓子をいくつか紹介していきます。
金沢に行った際の参考にしていただけたらと思います。
金沢のお菓子好きはランキング1位
北陸エリアの中でも石川県金沢市は、和菓子の消費量ランキング1位です。
菓子類消費金額ランキング詳細
2019年(令和元年)~2021年(令和3年)の平均ランキングをご紹介します。
1位金沢市【103,570円】
2位さいたま市【98793円】
3位大津市【96,472円】
4位東京都区部【96,043円】
※総務省統計局による調査結果となります。
では、そんな金沢で人気のお菓子とはどんなメニューなのか?
外部ライターなども紹介している人気の定番メニューをご紹介しています。
金沢うら田の「加賀八幡 起上もなか」
1936年創業の「うら田」は、創作和菓子が美味しい金沢で人気の和菓子店です。
伝統や技術に囚われることなく柔軟な発想をお菓子作りに反映させているので、他にはないオリジナリティー溢れる商品がアインナップされていて、どれもお土産に喜ばれる商品になっています。
中でもおすすめしたいのが、「加賀八幡 起上もなか」です。
金沢の郷土玩具「加賀八幡起上り」は、加賀八幡さまが生誕した際の真紅のおくるみ姿に似せた人形で、その姿をモチーフにしたのが「加賀八幡 起上もなか」です。
起上りという言葉は縁起がよく、お祝いやおめでたい席の手土産としてピッタリの商品です。
もちろん形だけでなく、皮は薄くて、あんこはギッシリで、とてもおいしい最中ですよ。
諸江屋(もろえや)の「塩どら焼き」
諸江屋(もろえや)の「塩どら焼き」は、半月型にあんこを挟んであり、1袋に2個入りなので、食べやすいですし、普通の丸形のどら焼き1個だと多いなあという人にはちょうどいいサイズになっています。
また、個包装になっているので会社などに渡すお土産にもいいですよね。
「塩どら焼き」は、能登のミネラル豊富な天然塩が使われていて、この天然塩と甘さを抑えた粒あん、もちもちとした食感が楽しい米粉を使った絶妙なバランスのとれたどら焼きをお楽しみください。
俵屋の「じろあめ」
お土産に「あめ」ってどうなの?と思う人もいるかもしれませんが、俵屋の「じろあめ」は
ちょっと変わっていて普通の「あめ」とは違います。
まず、「あめ」と聞くと、砂糖の塊だとほとんどの人は想像するかと思いますが、俵屋のじろあめは砂糖を使っていないのです。
つまり、砂糖不使用で米と大麦だけで作られているのに甘いんです。
俵屋のじろあめは、容器に割り箸やスプーンをつっこんで、ぐるぐるとあめを巻きつけて食べます。
こういったスタイルの飴の食べ方は珍しいので、お土産として渡せばインパクトがあって喜ばれると思います。
今回の記事でご紹介をしていきれない「森八」、「不室屋」、レスピラシオン」、「菓匠高木屋」、「柴舟小出」、「松葉屋」など人気のお店がたくさんあります。
松葉屋「月よみ山路」
松葉屋は、創業160年以上の老舗和菓子店。
「月よみ山路」は、「栗蒸し羊羹」です。
北陸の空の玄関口でもある小松空港のオンラインショップで人気ランキングに入るほどの定番メニューです。
常温保存でも賞味期限は、10日間。
ちょっとした日帰り旅行の帰りに近所の方に配るくらいであれば、ちょうど良いサイズ感。
菓匠高木屋「あんず餅」
菓匠高木屋は、大正14年創業の老舗和菓子店。
平成14年には金沢菓子名工にも選出されました。
あんず餅の他にも、「あんずパイ」「紙ふうせん」「加賀大納言パイ」などが人気商品です。
本店をはじめ、香林坊大和の地下名店街、金沢駅「金沢百番街あんと店」などでも購入が可能です。
末広堂のおすすめお土産商品
末広堂では、きんつば、最中、黄身しぐれなどを取り扱っております。
石川県内にある文化財指定庭園にもなっている特別名勝兼六園近くにあります。
観光スポットに近い老舗として地元では多くの人に親しまれています。
先ほどの金沢の消費金額ランキングには続きがあります。
和菓子だけではありません。
- 菓子類でも全国1位
- 生菓子(羊羹、まんじゅうを除く)も1位
- ケーキも1位
- キャンディも1位
- チョコレートも1位
- アイスクリームも1位
これだけの分野で1位となるスイーツ消費量の多いエリアです。
その中で、和菓子はじわじわと人気が高まっております。
最近の和菓子は、パッケージだけでなく、限定コラボ商品やかわいい見た目の形など、それぞれのお店のこだわりが詰まった商品がたくさんあります。
老舗の味は、職人が一品一品すべて手作りで仕上げています。
優しい上品な味わいを楽しめるので、一度手にしてしまうと「やっぱり職人の味が一番」と喜んでいただけると思います。
日持ちするのが嬉しい
観光や旅行の手土産を選ぶ際に、渡すまでの期間が数日ある人にとっては、賞味期限は重要。
末広堂の商品は、2週間以上の商品も多数あります。
- 黄身しぐれは20日間
- きんつばは20日間
- うすかわまんじゅうは20日間
- 金沢うさぎ(最中)は30日間
白餡やチョコレート、カスタードなど洋菓子が好きな方向けにも日持ちする商品をご用意可能です。
店舗限定では、天皇皇后両陛下献上品に選出された「憩菊の露」をお取り扱いしております。
詰合せセットをお探しの方には、「金沢のつどい」がおすすめです。
参考データ