おはぎといえば小豆?きな粉?人気の商品の違い

549 和菓子

こんにちわ。

慶応3年創業の老舗和菓子店「末広堂」です。

おはぎといえば、青のりが好きな人もいますし、餡子やきな粉を好む方もいらっしゃいます。

今回の記事では、おはぎといえば?の答えは地域により異なるという内容をご紹介します。

おはぎとは

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おはぎと牡丹餅の違い

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おはぎとぼたもちは、同じものです。

名称の違いは、季節に咲く花の違いからきています。

春のお彼岸に食べるものは、ぼたもちと呼びますが、春に花が咲く「牡丹」が由来です。

秋のお彼岸に食べるものは、おはぎと言いますが、秋に花が咲く「萩」が由来となっています。

おはぎやぼたもちの原材料

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おはぎやぼたもちは、もち米とうるち米を混ぜたものを蒸すあるいは炊き、米粉が残る程度まで軽くついてまるめたものに餡をまぶした食べ物のこと。

 

おはぎといえば?地域ごとの違い

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お彼岸で帰省した時、いつもと違うと感じたことはありませんか?

関西の主流は青のり

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おはぎと言えば、どんな見た目?

何色?という質問に、関西は、青のりが中心なので、緑と答える人がいます。

京都や大阪では、海苔のついたおもちだと思ってみていると、おはぎだと教えられてびっくりしたという人もいるのではないでしょうか?

宮城県や東北南部では「ずんだ」

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ずんだとは、すりつぶした枝豆を餡に用いる餅菓子のこと。

こちらも色は緑のように見えますよね。

ずんだ餅、ぬた餅は、宮城県を代表する強度料理の一つです。

東日本では黒ごまが主流

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東京や関東県では、黒ごまと白ごまを使った2色のおはぎもあります。

春のお祝いには、桜の塩漬けをトッピングするなどのアレンジで見た目を美しく仕上げる方もいらっしゃいます。

おやつやお祝いの席に使用することが多いので、見た目の違いからお彼岸で見た時に驚く人もいらっしゃいます。

 

おはぎに地域差がある理由

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なぜ全国でこんなに違いがあるのでしょうか?

そもそも江戸時代には5色もあったと言われています。

あずき、白餡、きなこ、ごま、青のりは、京都で誕生したと言われています。

その後に、全国に広がったことで、地域ごとに口にあうものが残っていったとされています。

濃い味を好む関東では、ごまが残り、薄味を好む関西では、上品な香りを楽しむ人の間で青のりが支持されるようになったとさrています。

秋のお彼岸で他の地域に足を運ぶ際には、驚く前に「これか」と思って食べ比べてみてはいかがでしょうか?

帰省の際の和菓子のお土産として、現在の住まいのエリアで購入可能な商品を買っていくのも珍しいと思ってもらえるのでは?