こんにちわ。
慶応3年創業の老舗和菓子店「末広堂」です。
甘いものを子どもに与えたい。でもアレルギーが心配という親御様も増えました。
そこで、低アレルギー飲料やお菓子を探すと、「人工甘味料」という記載が!
今回の記事では、添加物や着色料などが気になるという不安を解消するためにご用意しました。
甘味料とは
まず、甘味料とは、食品にあっみをつけるために使われている調味料のこと。
日本の食品衛生法による食品の表示の中では、「食品添加物」に分類されています。
天然甘味料
天然由来の甘味料もあります。
- エリスリトール
- ステビア
- 羅漢果
などが代表的です。
自然の植物にも含まれている成分です。
商品としては、虫歯になりにくい特徴を生かして、歯磨き粉に使われていることもあります。
甘味料は、血統を上げないのが特徴です。
人工甘味料の特徴
人工甘味料(別名:合成甘味料)とは、人工的につくられたということ。
つまり、科学的に合成されて作られた甘味料です。
糖アルコールと合成甘味料が該当します。
科学的に合成されたことで、カロリーを抑えた砂糖の代替甘味料として使用されています。
【人工甘味料の代表例】
- アスパールテーム
- スクラロース
- アセチルファムカリウム
などがあります。
人工甘味料が含まれているお菓子
例えば、ガムや清涼飲料水などに含まれていることがあります。
特徴としては、カロリーオフやゼロカロリーと書かれた商品に使われています。
人工甘味料のメリット
人工甘味料は、なんのために作られているのか?
肥満予防や生活習慣病改善
人工甘味料は、カロリー低減製品の需要が高まったことで注目されるようになりました。
具体的には、糖尿病や高血圧、肥満などの食事療法に活用されています。
血糖値を上げないためのメニュー管理をする際にも案内されています。
体に害はないの?(危険度)
クリニックなどでも「砂糖よりは人工甘味料の方が体に良いのは確か」という記載をしているページがあります。
しかし、習慣的に摂取することはリスクもあるという意見もあります。
例えば、
- 習慣的に摂取することで、インスリンのはたらきが鈍くなる
- 甘いものを食べているのに、血糖値が上がらない
- 脳が異常に反応して、より甘いものを欲してしまう
このような流れから、食べ過ぎてしまい、太りやすくなるともいわれています。
【発がん性は?】
1960年代に行われた動物実験の事例があります。
「さっかりん」を摂取することで、膀胱がんのリスクが高くなるという発表がありました。
しかし、この報告から、「サッカリン」を使った食品は、日本国内を見ると、海外と比べて少ない傾向にあります。
全てを否定的に考えてしまうと、何も食べられなくなってしまいます。
人間は、食べ物からしか補充出来ない栄養素もたくさんあります。
しかし、低カロリーのお菓子でも食べすぎてしまっては、過剰摂取による影響は否定できません。
おやつを食べる時間や量もコントロールしながら、健康的な毎日を送れるようにしましょう。
参考サイト