こんにちわ。
慶応3年創業の老舗和菓子店「末広堂」です。
寒い季節になると、餅菓子や小豆を使った料理が食べたくなってきませんか?
でも、コロナ禍で冬太りが気になる!
ダイエット中だから、お餅は太りそうで心配!
こんな悩みはありませんか?
おしるこのカロリーは、別の記事でもご紹介しています。
今回の記事では、御汁粉の作りおきをお正月に向けて準備しようとしている方向けに正しい保存方法をご紹介します。
御汁粉の正しい保存方法は3つ
御汁粉とは、小豆と砂糖などをあわせて甘く煮た汁の中に、餅や白玉団子、栗の甘露煮などを入れた食べ物です。
関西では、こしあんを使用したものを汁物といい、粒あんを使ったものをぜんざいと呼び分けるのが特徴です。
御汁粉を常温保存
御汁粉は、常温保存をすると、1日しか日持ちしません。
常温保存する場合は、朝晩火を通すほうが良いでしょう。
御汁粉を冷蔵保存
冷蔵保存をする場合は、御汁粉にお餅が入っているかがポイントです。
お餅が入っている場合は、取り出しておきましょう。
お餅を取り出す理由は、お餅の風味を損なってしまうからです。
場合によっては、どろどろに溶けてしまうこともあります。
【保存方法】
- 密封できる容器(タッパー、チャック付きの保存袋)を用意します
- 酸化による劣化を防ぐ環境になったラ、容器の7分目から8分目まで入れましょう。
- 食べる時には再加熱を行います。
再加熱をする理由は、ノロウイルスなどの菌の繁殖を防ぐためとなります。
ノロウイルス防止には、90度で90秒が目安となっています。
電子レンジ、オーブン、鍋のいずれでも可能です。
御汁粉を冷凍保存
冷凍保存が可能な期間目安は、1ヶ月程度です。
密封容器にに入れて保存をしましょう。
【注意点】
霜がついてしまうと、風味を損ねるため、保存袋などに入れることで、霜が付きにくくなります。
御汁粉を解凍する時のポイント
冷凍食品の場合は、食べる直前にレンジでチンするだけというイメージがありますね。
しかし、作り置きした御汁粉を食べる際には、食べる全日に冷凍室から冷蔵室に移しましょう。
クリスマスケーキなどの冷凍製品と同じ感覚ですね。
小豆の風味をしっかり復活させるためには、自然解答をする時間も大切です。
自然解凍をする時間がない場合は、流水解凍を行いましょう。
半解凍状態で火にかけます。
お餅は、焼いて起き、御汁粉を再現すると作りたての美味しさが復活しやすいです。
お正月の作り置き準備対策
孫や子どもが帰省するから、大量に作り置きしよう。
こんな計画を立てている方には、冷凍保存もおすすめです。
解凍後にしっかり過熱することで、小豆の香りも楽しめます。
解凍を忘れた時に楽しむ方法
予定より1日、2日早く到着することになった。
当日になって、「今から行く」という連絡がきたら?
こんな時には、冷凍保存しておいた状態で、小豆味のかき氷にアレンジすることも可能です。
沖縄では、かき氷ぜんざいというメニューもあります。
練乳やはちみつなどをトッピングしたり、かき氷シロップをお好みで用意することで、いろいろな味を楽しむことが可能です。
テレビ番組の「ケンミンショー」で登場したことで、ぜんざいの食べ方の認知が広がりました。