こんにちわ。
慶応3年創業の老舗和菓子店「末広堂」です。
秋といえば、お月見。
お月見といえば、ウサギと団子。
こんなイメージはありませんか?
今回の記事では、和菓子のモチーフにもなっているお月見の由来や歴史、十五夜との違いを分かりやすく解説します。
お月見とは?由来や歴史
お月見は、日本の伝統的な祭りで、満月を楽しみながら家族や友人と集まり、秋の訪れを祝います。
お月見は、毎年9月から10月にかけて行われ、十五夜の満月に近い日に開催されます。太陰太陽暦に基づいています。
日付は年ごとに異なります。
お月見と十五夜の違い
十五夜は旧暦8月15日で、新暦では9月中旬から10月上旬にかけて行われます。
お月見と十五夜は似たような行事ですが、違いもあります。
十五夜は旧暦の15日に行われ、日本中で特別な意味を持っています。
お月見は、この日に限らず、十五夜の近くの日にも行われ、月を楽しむイベントとして広がっています。
十五夜の日程【2023年から2035年】
各年の十五夜をまとめてご案内しています。
年 | 十五夜の日付 (新暦) |
---|---|
2023 | 10月5日 |
2024 | 9月24日 |
2025 | 10月14日 |
2026 | 10月3日 |
2027 | 9月23日 |
2028 | 10月11日 |
2029 | 9月30日 |
2030 | 9月19日 |
2031 | 10月8日 |
2032 | 9月26日 |
2033 | 9月15日 |
2034 | 10月4日 |
2035 | 9月24日 |
お月見は日本の美しい伝統で、満月の下で家族や友人と楽しむ素晴らしい機会です。
十五夜との微妙な違いや、和菓子の選び方を知り、この特別な祭りをより豊かに楽しんでください。
お月見の風習やお供え物
この行事は、日本の古典文学や詩にも頻繁に登場し、中秋の名月とも呼ばれます。
その起源は中国に由来し、日本では平安時代から続く風習です。
お供え物の意味
お月見には特定の食べ物や飲み物を供える習慣があります。
【代表的なお供え物】
- 団子(だんご)
- 秋刀魚(さんま)
- さつまいも
そしてお酒の「おちょこ」が含まれます。
これらの供え物にはそれぞれ象徴的な意味があります。
- 団子は、月の形。
- 秋刀魚は豊作。
- さつまいもは家族の絆。
それぞれを象徴しています。
お月見の風習
お月見の風習には、満月を愛でるための様々な活動が含まれます。
家族や友人と共に屋外で月を見る「月見団子」パーティー。
竹の葉で作った「つきみのおもちゃ」。
詩や詠歌を詠むことがあります。
また、お月見の夜には特に清らかな空気のもと、美しい月を楽しむために野外に出かける人も多いです。
お月見の季節感
お月見は秋の訪れと密接に結びついており、日本の季節感を感じる素晴らしい機会です。
秋風が心地よく吹き、紅葉が始まる季節に、満月を楽しむことで、自然の美しさと移り変わりを感じることができます。
また、お月見は家族や友人との絆を深める機会でもあります。
お月見の楽しみ方
お月見のデートプラン、楽しみ方をご紹介します。
月を愛でる
主要な楽しみ方の一つは、美しい満月を愛でることです。
夜空を見上げ、明るい月を楽しむのは、特に子供たちにとって素晴らしい経験です。
月が昇る時間を調べ、家族や友人と一緒に屋外に出て、月明かりの下でゆったりと過ごすことができます。
月が美しいと感じる瞬間を共有し、楽しい会話や思い出を作りましょう。
お供え物と食事
お月見には伝統的なお供え物や食事が欠かせません。
家族や友人と一緒にお供え物を準備し、食事を楽しむのも楽しみの一つです。
団子や秋刀魚、さつまいもなどのお供え物を手作りし、月明かりの下で食べることで、季節感を感じることができます。
また、お酒を楽しむ場合は、節度を守りながら楽しんでください。
伝統的な遊び
お月見の夜には伝統的な遊びやアクティビティを楽しむことができます。
竹の葉で作った「つきみのおもちゃ」を作る
詩や詠歌を詠む
または竹灯籠を使って庭で遊ぶ。
など子どもや孫と一緒に楽しいアクティビティを企画しましょう。
特に子供たちはこうした遊びを通じて、お月見の楽しみをより深く理解できるのもメリットです。
お月見の和菓子の選び方
お月見に欠かせないのが和菓子です。
和菓子は季節感を楽しむための重要な要素で、特にお月見には美しい月のイメージを持つ和菓子が愛されます。
- 上品なお団子
- 栗きんとん
- 月見団子
などが人気で、甘さと見た目の美しさが楽しまれます。
当店でもウサギをモチーフとした和菓子を扱っております。