こんにちわ。
慶応3年創業の老舗和菓子店「末広堂」です。
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今回の記事では、紅白餅の食べ方についてご紹介します。
紅白餅とは
紅白餅と言えば、お供えものというイメージがありませんか?
お仏壇や仏式結婚式などでも用いられる和菓子です。
お仏壇開きに使用される場合は慶事となります。
お供え物として、海の物、山の物、里の物をお供えする際にも用いられます。
紅白餅の由来や歴史
紅白餅の由来は諸説ありますが、紅は赤ちゃんの出生を意味します。
白は、死装束の色のように死や別れを意味する。
紅と白を組み合わせることで、人生そのものを表しているという説が有力です。
紅白はお餅だけでなく、饅頭でも使用されています。
形も丸や角などもありますね。
紅白餅の食べ方
紅白餅が硬くて食べられないという時には、レンジで温めて食べることも可能です。
食べ方の注意点
キッチン家電を使用する際、あたためすぎるとドロドロになってしまうこともあります。
他にもトンカチなどでたたくという人もいますが、消毒が難しい道具を使うと、雑菌が入ってしまうこともありますので、注意しましょう。
簡単な食べ方
水につけるという方法があります。
切餅なども同じですが、一口サイズにカットしてから、お水につけておくことでお餅が柔らかくなります。
いただいた紅白餅の処理方法
紅白餅をマイホーム建設の際に、上棟式で使用したものをお持ち帰りいただくこともあります。
しかし、いただいた商品は、焼かない方が良いという諸説があります。
家を建てる時に使用するものを焼く=火災をイメージすることから、焼くという選択肢以外の方法を選ぶようにと言われているそうです。
子どもと紅白餅を食べる方法
水につけてやわらかくなった後で、お餅を子どもたちと一緒に食べる。
こんな時には、シンプルに磯辺焼きなどで食べる方も多いです。
他には、カットしたお餅をお好み焼きや餃子の皮とセットにするという食べ方もあります。
手間がかからない方法と子どもたちが誤嚥しない方法を選ぶようにしましょう。