こんにちわ。
慶応3年創業の老舗和菓子店「末広堂」です。
おやつを食べたいけれど、ダイエット中だからメニューに迷ってしまう。
太りたくない人におすすめのおやつはあるのかな?
和菓子を贈りものや自分用にご購入される方の中にも、お相手に失礼がない物を贈りたいというご相談が増えております。
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今回の記事では、白玉粉は体に悪いと心配されている理由や和菓子の選び方をご紹介します。
白玉粉が体に悪いと言われる理由
白玉粉は、和菓子やアジア料理によく使用される食材です。
しかし近年、「白玉粉 体に 悪い」といった声が聞かれることがあります。
これにはいくつかの理由が考えられます。
高糖質・高カロリー
白玉粉は、砂糖やでん粉を主成分としています。
そのため、摂取すると高糖質・高カロリーの食品となり、過剰な摂取が肥満や糖尿病のリスクを高める可能性があります。
栄養価が低い
白玉粉はほとんど栄養価がなく、主に炭水化物を提供します。
そのため、栄養が偏りがちな食事となる可能性があります。
白玉粉は消化に悪い?
白玉粉は一般的に消化に良い食材とされています。
白玉粉は主に練り団子やデザートなどの食品に使用されていますので、小麦粉よりも消化がしやすいとされています。
また、白玉粉には小麦グルテンが含まれていないため、グルテンにアレルギーがある人にも適しています。
ただし、食べ過ぎには注意が必要で、適度な量で楽しむことが大切です。
過剰な添加物
市販の白玉粉製品には、保存期間を延ばすための添加物や人工的な甘味料が含まれることがあります。
これらの添加物は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
白玉粉の原材料
白玉粉の主な原材料は、でん粉(タピオカやショウガを使用することもある)、砂糖、水です。
これらの原材料を混ぜ合わせて練り上げ、固めたものが白玉粉となります。
白玉粉と米粉の違い
白玉粉と米粉は材料として異なります。
白玉粉は主にタピオカから作られ、タピオカ粉とも呼ばれます。
一方、米粉は米から作られます。
両者は食材として使われる際に異なる風味と食感を持ち、料理によって使い分けられます。
例えば、白玉粉はもちもちとした食感を持つため、練り団子やデザートに適しています。
米粉は薄力粉の代替品として、グルテンフリーの料理やお菓子に使用されることがあります。
白玉粉の栄養成分
白玉粉は主に炭水化物からなり、タンパク質や脂質、ビタミン、ミネラルはほとんど含まれていません。
一部の白玉粉製品には、添加されたビタミンやミネラルが含まれていることもありますが、一般的には栄養価が低い食材と言えます。
白玉粉を摂取するメリット
ここまでのお話しでは、何も体に良いことがないように思われるかもしれません。
しかし、メリットもあります。
食べ物のバリエーション
和菓子やデザートの一部として楽しむことで、食事のバリエーションを豊かにすることができます。
見た目や食感、風味
白玉粉を使用した和菓子やデザートは、見た目や食感、風味などが楽しめるため、心の豊かさや楽しみを提供する役割があります。
白玉粉は生で食べても大丈夫?
白玉粉は一般的に加熱してから食べることが一般的です。
生のままで食べることはできますが、加熱することで風味が良くなり、食材の安全性も高まります。
白玉粉を加熱して固めて練り団子やスープに入れるのが一般的な使い方です。
白玉粉を使った和菓子の代表例
白玉粉を使用した伝統的な和菓子をご紹介します。
たい焼き
外側にもちもちとした白玉粉の皮を包み、中にはあんこやクリームを詰めたたい焼きは、日本でよく見かける人気のあるスイーツです。
おしるこ
お正月の定番メニューのご家庭も多いのではないでしょうか?
白玉粉を小さな球状にして、あんこや果物と一緒に甘いスープに入れたおしるこは、季節ごとに楽しまれる和菓子です。
おもち
白玉粉をこねてつくるもちは、お正月やお花見など特別な時に食べられる、日本の伝統的な食品です。
白玉粉は太るの?
白玉粉は高カロリー高糖質としてご紹介しましたが、食べ過ぎなければ問題ありません。
炭水化物が8割、その他でタンパク質、脂質が含まれています。
100gあたりでは、300kcal半ばと比較的カロリーは高めです。
食べる時にはタイミングを選ぶようにしましょう。