黄身しぐれという和菓子をご存じですか?
もちろん知っている人も、見たことも聞いたこともない人もいるかと思います。
- ダイエット中
- 太りやすいか気になる!
- カロリーが気になる
こんな悩みには別のコンテンツでご案内しています。
ダイエット中の間食,おやつの時間の選び方【和菓子はいつ食べても太らない?】
今回の記事では、黄身しぐれを知っている人、知らない人に関わらず、黄身しぐれがどういう和菓子なのか、有名なお店はあるのかといったことを詳しく紹介していきます。
黄身しぐれとは
黄身しぐれは(黄身時雨)と書くこともあり、一般的には白餡に卵の黄身を裏ごししたものや、卵黄をまぜたものが使われています。
餡に黄身を混ぜて作ること、蒸しあがったときにできるひびを時雨に見立て、「時雨(しぐれ)たときの空のようだ」ということから「黄身しぐれ(きみしぐれ)」という名前がついたと言われています。
時雨というと、秋の末から冬の初めごろに、降ったりやんだりする小雨のことなので、黄身しぐれも秋や冬の和菓子なのかと想像することができますが、どうやらそういうわけでもなさそうです。
お店によっては、生地の割れ目からうっすらとピンク色をのぞかせている黄身しぐれもあり、色合いがきれいで可愛らしく、春先のお菓子として販売されることもあります。
なので、黄身しぐれはどうも季節とは関係のない和菓子なのでしょう。
黄身しぐれの有名なお店
黄身しぐれの有名なお店をいくつか紹介していきますね。
御菓子司 東海の「きみしぐれ」
「御菓子司 東海」は1912年(大正元年)の創業で、昭和に入ってから人形町に移転しました。
そんな老舗のきみしぐれは、白餡と卵黄で作ったこの店の人気商品で、口の中で軽くほろほろと溶けてくずれていく食感を楽しむことができ、甘味も控えめで、黄身の香りがふんわりと漂っておいしいですよ。
榮太樓總本鋪の「楼(たかどの)」
榮太樓總本鋪の「楼(たかどの)」は、東京日本橋にある榮太樓總本鋪本店でのみ買える商品です。
外側が黄身羽二重しぐれ餡、内側にこし餡、真ん中には渋皮付きの一粒栗という贅沢な一品です。
黄身しぐれとこし餡が絶妙にマッチし、それに栗の甘味を口の中で楽しむことができます。
東京銀座清月堂本店の「おとし文」
東京銀座清月堂本店の「おとし文」は、一般的な黄身しぐれとは逆で、黄身餡をこし餡で包み蒸し上げたものです。
ゆでた黄身を裏ごしして、ふるいにかけ、じっくり丁寧に餡と混ぜ合わせ、さらに餡に和三盆を加えているので、上品な甘さの味を楽しむことができます。
素材にもこだわっていて、岩手県の契約農家から届く卵、北海道産小豆、徳島産の和三盆などを使用しています。
全国で和菓子がおいしい都道府県ランキングもご紹介しています。
末広堂もお忘れなく
「芸術的ともいえるひび割れの装い」をコンセプトに、つくられた金沢黄身しぐれを展開中。
4個入セット 価格:756円(税込)
6個入セット 価格:1080円(税込)
10個入セット 価格:1836円(税込)
15個入セット 価格:2700円(税込)
20個入セット 価格:3564円(税込)
上生菓子のひと種類とされる銘菓に、仕上げ梅、こし餡、栗あんの3種類の味をお楽しみいただけます。 なめらかな口当たり。 五郎島金時と能登産食塩を使用。 厳選された小豆を使用した餡の香り。
美味しく食べるポイント
冷蔵庫で冷やしてからお召し上がりいただくと、さらにしっとり感が増しますので、おすすめです。
受賞実績
「花の兼六」は、平成6年4月25日に「第二十二回全国菓子大博覧会」にて、「技術優秀賞を受賞いたしました。 店舗だけでなく、お取り寄せとして、インターネットからもご購入可能となっております。