消費期限(しょうひきげん)と賞味期限(しょうみきげん)の違いが気になるという方向けに雑学的内容をご紹介します。
きんつばや最中の賞味期限についてもご紹介しています。
どら焼きの賞味期限と消費期限【日持ちはいつまで?保存方法注意点】
消費期限と賞味期限の見方について解説します。
消費期限と賞味期限の意味
お店で買った食品には、安全においしく食べられる期間があり、袋や容器に「消費期限」か「賞味期限」のどちらかが表示されています。
その違いを知って、健康を守るとともに、買い物をした時や家の冷蔵庫の中にある食品の表示をよく見て、いつまで食べられるか確かめるようにすれば、食べ物をむだにすることもありません。 食品をむだにしないことは、地球の環境を守ることにもなります。
法律基準の定義
日本の賞味期限は、食品表示法第4条第1項の規定に基づきます。
消費期限
定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日をいう。
賞味期限
「定められた方法により保存した場合において、期待される全ての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいう。ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあるものとする。」
キーワードは「もったいない」です!
消費期限と賞味期限の違い
消費期限とは
食品の消費期限:「ある保存方法であれば品質劣化の心配なく食せる」と製造者が記載した食品の食用可能期限。 食品以外の消費期限:化学変化を利用したり、あるいは時間の経過によって想定していない化学変化の発生する工業製品に製造者が定めた期限。
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のこと。 お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、いたみやすい食品に表示されています。
賞味期限とは
賞味期限(しょうみきげん)とは賞味期間の限界すなわち賞味期間の最終日時[1]。 「賞味期間」とは品質劣化が比較的遅い食料品を包装状態のまま所定の状況において、製造者が安全性や味・風味など全ての品質が維持されると保証する期間。
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。
スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています(作ってから3ヶ月以上もつものは「年月」で表示することもあります)。
この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。
もし、賞味期限が過ぎた食品があったら、大人の方とそうだんしてから食べましょう。
食品は表示されている保存方法を守って保存しておくことが大切です。
ただし、一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。
消費期限も賞味期限も、袋や容器を開けないで、書かれた通りに保存していた場合の安全やおいしさを約束したものです。
一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。
きんつばは日持ちする?
一般的に箱詰めされているきんつばは、製造から短い物で数日から2週間ほどの賞味期限が 設定されていることが多いです。
特に、店頭で一つずつ手作りしているきんつばの場合は、ケーキ屋のケーキと同じように、 その日のうちに食べないといけないものもあります。
一方で、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなどのコンビニで買えるきんつばの 場合は、日持ちが長く、賞味期限が30日ほどに設定されているものもあります。
箱詰めや袋に入っているきんつばであっても、一度開封してしまうと賞味期限は関係なく、日数の経過とともに、少しずつ劣化しますので、早めに食べるようにした方がいいですよ。
きんつばの正しい保存方法
きんつばをおいしくいただくには、正しい保存方法を知っておくことが大切です。
袋に書かれている保存方法をしっかりと確認したり、和菓子屋さんで買う場合は店員さんに 聞いてみてもいいかもしれませんね。
保存方法をしっかり守っておかないと、日持ちの期間が短くなってしまうこともあるので注意しましょう。
一般的にきんつばの保存方法は、常温で直射日光を避けて、涼しい場所で保存するようにしましょう。
また、夏や梅雨の時期は室温や湿度も高くなるので、室内できんつばを保存しておくと早く傷んでしまう可能性もあります。
きんつばを冷蔵庫に入れて保存するのも一つの方法です。
冷えたきんつばは、夏場であってもさっぱりと食べることができるのでおすすめです。
一方で、冷えたきんつばだと甘みを感じにくくなる場合もあります。
その場合は常温に 戻してから食べるようにすればいいかと思います。
ただ、一度開封するときんつばが固くなったり、味がおちてしまうことも考えられます。
さつまいも、抹茶など材料を問わず、開封後は賞味期限に関わらず、早めに食べるようにしてくださいね。
家にあった商品を見つけた時、「見た目には変わらないけどいつまでなら食べてもいいの?」 こんな疑問については、商品の梱包に記載されている消費期限と賞味期限の情報を確認するようにしましょう。
冷凍したら?とかラップしたら?野菜室に入れておけば?など買ってからの状態は人それぞれ違うかもしれません。
解凍する場合は、食べる前日に冷蔵庫に移します。
この過程によって、自然回答を行います。
きんつばの賞味期限はどれくらいもつの?消費期限との違いも解説します
劣化するとどうなる?
劣化すると、以下のような変化があります。
- 粘りが出てくる
具体的には、ネバネバしているとか、糸を引いているなどが見た目でわかるようになります。
他にも、あんこの味にも変化があります。
- 酸っぱい
このような変化があれば、劣化している可能性が高いです。
他にも酸っぱい臭いなどで確認することも大切です。
冷蔵をしている食品でも保存期間が長くなると、カビなどが発生する可能性がありますので、注意が必要です。
引用元