こんにちわ。
慶応3年創業の老舗和菓子店「末広堂」です。
秋の和菓子について、ご紹介しています。
春夏秋冬季節ごとの和菓子については、別の記事でご紹介しています。
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全国には、舟和さんをはじめ、有名な老舗和菓子店がございます。
今回の記事では、芋ようかんを近くのスーパーやコンビニでお探しの方向けに情報を公開しております。
芋ようかんとは
芋羊羹とは、サツマイモを原材料として、練り上げた和菓子のことです。
さつまいもをあく抜きしたあとに、砂糖と水飴を加えて練り、蒸し上げます。
「羊羹」と名がついていますが、練り羊羹に比べて製造方法は短いのが特徴です。
芋羊羹の歴史
蒸し芋や焼き芋は、江戸時代から存在していました。
第二次世界大戦前には、東京の駄菓子屋さんで、三角形にカットされた芋羊羹がありました。
芋羊羹の賞味期限
消費期限は、練り羊羹と比較するとかなり短いのが特徴です。
一般的に、練り羊羹は、1ヶ月以上日持ちする商品がありますが、芋羊羹は、2日~3日程度です。
賞味期限が短い理由は、糖度です。
一般的な練り羊羹は、糖度が62%程度ありますが、芋羊羹は、21%程度になってしまうため、腐敗菌を死滅させることが難しいことが理由です。
芋羊羹はスーパーやコンビニで買える?
芋羊羹は、スーパーやコンビニでも取り扱いがあります。
有名なスーパー
業務スーパーでも販売されています。
イオン:内容量210g
有名なコンビニ(カロリー)
セブンイレブン:安納芋羊羹(148kcal)
ローソン:安納芋のようかん(86kcal)
ファミリーマート:スイートポテトスティック(192kcal)
芋羊羹が有名なお店
全国で人気のお店をご紹介します。
舟和
浅草の地で明治35年創業の老舗和菓子店。
保存料、着色料は一切不使用。
西巣鴨 土佐屋
昭和13年(1938年)創業の老舗。
昔ながらの製法で作ることで有名。
芋屋初代仙次郎
江戸時代から続く老舗店。
埼玉県川越エリアは、江戸時代から続くさつまいもの名産地です。
御菓子司 松屋
京都府城陽市にある老舗の和菓子店。
栗尾商店
徳島にある昭和4年創業の老舗。
阿波和三盆糖を使用。
塩、抹茶、チーズ、チョコレートなどの変わったフレーバーもあります。
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芋ようかん発祥の地
明治時代に浅草にある芋問屋と菓子職人が一緒に作り出したのが始まりと言われてます。
当時、練りようかんは、高価なもので庶民は口にする機会がなかった商品です。
そこで、練り羊羹の代用品となる和菓子を考案し、誕生したといわれています。
つまり、東京が発祥の地となります。