最中(もなか)は、和菓子の中でも幅広い年代に人気がありって、お土産として人に渡したり、急な来客があった時でも、最中があればお茶請けとして出すことができるので助かりますよね。
最中の特徴といえば、パリパリの食感の皮と餡が絶妙にマッチしていて甘すぎず、アッサリとしていて上品な味がすることですよね。
中身の餡はいいとして、外側の皮って何からできているのか分からない人も多いのではないでしょうか。
カロリーや名前の由来などもご紹介しています。
最中のカロリーや糖質【健康面に配慮する人におすすめの食べ方】
今回の記事では、最中の皮の原材料や、最中の魅力などを紹介していきたいと思います。
最中の皮の原材料
あのパリパリの食感が特徴的な最中の皮は、一体何を原料にしているのでしょうか。
実は、あれだけパリパリの食感が出せることが想像もできないような原材料なのです。
何かと言えば、「もち米」からできているのです。
もち米からあんなパリパリの食感の皮を作り出すことができるなんて、正直びっくりしました。
もち米からは、あれだけ伸びるおもちだけでなく、加工の仕方によっては最中の皮のようなものも作ることができるのですね。
昔は、皮の成分だけでお菓子として食べられていたのです。
皮は、別の言い方では、皮種、菓子種、最中種、種物ともいいます。
最中の餡の原材料
次に最中の中身の餡の原材料は「小豆」ですね。
これは知っている人も多いのではないでしょうか。
一般的な小豆を使った最中の餡の作り方は以下のとおりです。
まず最初に、小豆を洗い、お湯で煮て柔らかくなったら湯切りをして、それに砂糖を混ぜて再度煮込みます。
それを冷ますと甘いつぶあんの出来上がりです。
つぶあんは小豆の皮の部分が残っていて、小豆の素材の食感を楽しむことができます。
こしあんはつぶあんをきめ細かい網やザルなどでゴムべらを使って、濾せば完成です。
最中の種類と違い
最中なんてどれも同じだと思っていませんか?
形も丸いものと四角いものがあります。
それだけではないんです。
味の違い
最近は、最中の皮にクルミ、アーモンド、などを練り込んだ商品も登場しています。
餡へのこだわりとしては、梅等を季節限定で入れたり、バニラの香りを、チョコレート味なんて商品も登場しています。
最中アイスなんてものもありますよね。
最中の魅力って何?
最中ならではのパリッとした食感が味わえる皮と、その皮の中に、柔らかくてもっちもちのあんの食感や、上品なあっさりとした甘い味が楽しめるところが一番の魅力ではないでしょうか。
食感が好き
また、羊羹やまんじゅうと違って、あんが皮で包まれているので手を汚さずに食べることができますし、香ばしいパリパリの皮と甘いあんが絶妙で、バランスよく作られているので、 甘すぎるのが苦手な人にもオススメです。
餡が苦手な人でも大丈夫?
また、餡が嫌いな人には、栗やピーナッツなどでできた変わり種の最中がおすすめです。
最近ではコンビニでも最中が販売されているところもあり、気軽に買うことができます。
このように、最中はお土産用としても、贈答用としても、急な来客用としても適した和菓子ですし、小豆にはポリフェノールなどの体にいいとされている成分も含まれているため、人気のある和菓子です。
末広堂の最中の特徴
末広堂では、最中を商品名にしておりません。
商品名「金沢うさぎ」が該当します。
金沢うさぎの特徴
賞味期限:30日間
原材料:砂糖、白餡、さつま芋、もち米、水飴食用油脂、ココアパウダー、卵/トレハロース、加工澱粉、乳化剤、香料、
保存方法:常温(直射日光、高温・多湿の場所での保存を避けてください)
最中の餡の中にカスタードクリームやチョコレートが入っています。
目で見て楽しむ商品
四角い型で皮が目立つ。
これでは、子供たちが初めて食べる時に興味を持ってくれないかもしれない。
子供の頃、同じような経験はありませんか?
子どもたちにとっては、初めて食べるお菓子は、見た目も重要。
そこで、ウサギのカタチをした和菓子にしたら?
「中にチョコレートやカスタードクリームが入っているよ。」
形状でも中身でも子供たちに興味を持ってもらえますよね。
金沢うさぎは、かわいいうさぎの和菓子。
こう覚えてもらえると、幅広い年齢層の方に、一緒に食べてもらえるのでは?
お客様にとって、子どもたちのおやつ用に使用したい人は、形から入るという声も多い。
形状がかわいいと子どもにも受け入れやすい。
一口食べた後に、チョコレートなどが入っていると知ったら?
こんな想像をしたら、他の形のお城や亀など会社ごとに異なる商品も含めて、和菓子に興味を持ってもらえるかもしれませんね。
それぞれのお店の特徴やこだわりを比較してみると楽しめるのではないでしょうか?