こんにちわ。
慶応3年創業の老舗和菓子店「末広堂」です。
夏ギフトはもうお決まりですか?
高級お中元ギフトもご紹介しております。
夏のお中元や内祝いの際には、日持ちするものももちろんですが、食べやすいものが人気です。
今回の記事では、お中元や夏ギフトにおすすめの和菓子をご紹介しております。
お中元(夏ギフト)とは
御中元とは、7月初めからお盆の時期に、感謝の気持ちと健康を願う気持ちを込めて、贈り物をす風習のことです。
会社の付き合い。
親戚や目上の方向け
お中元の意味
「中元」とは、道教の習俗の一つです。
旧暦7月15日のことです。
お中元の由来
もともとは中国の旧暦である7月15日の「中元」に、仏教の年中行事である「盂蘭盆会(読み方:うらぼんえ)」が行われていたことが由来です。
もともと日本には、お正月にご先祖の霊をお迎えする「御霊祭」のためのお供えものをする風習がありました。
日本の「お盆」は、7世紀初めにつたわりました。
「盂蘭盆会」が中国から伝わってきて、お盆の行事も普及していく中で、「中元」と「お盆」が結びつき、お盆の時期に贈り物のやりとりがなされるようになりました。
御歳暮とお中元の違い
江戸に入ると、承認の間で、お盆や年末に半年分の生産をする習慣があったことから、精算する時期に得意先にお礼のための贈り物をするよになったことが、お歳暮に繋がりました。
御中元をあげてはいけない人とは?
御中元を贈ってはいけない相手も知っておきましょう。
次の人たちは対象外となります。
- 政治家
- 公務員(公立学校の先生や役所の職員なども対象)
当人同士は問題ありませんが、第三者となると別です。
「収賄」ととらえられてしまうこともあります。
親しい関係になった場合にも注意が必要です。
御中元で贈ってはいけない商品
御中元のタブーも知っておきましょう。
- 刃物:縁を切るという意味が込められているため
- 履物:踏みつけるという意味が込められているため
- 下着や肌着:施しと思われてしまうため
- 金品:目上の方には失礼にあたります
他にも、不吉な花言葉のあるお花も避けましょう。
お中元を贈る時期はいつ?
お中元を贈る時期は、一般的には、7月初旬から7月15日頃までとされています。
地域により、多少の違いがあります。
関東地方
関東地方では、7月15日までがお中元。
それ以降は、立秋までを「暑中御見舞」とします。
8月15日までは、「残暑御見舞」となります。
関西地方
関西地方では、一般的には、8月15日までが「お中元」。
8月15日以降になると、「残暑御見舞」とされています。
夏のギフト【和菓子ランキング】
通販サイト等を見ると、洋菓子、和菓子などさまざまなギフトが登場しています。
和菓子の人気商品
和菓子の中でも人気のある定番の商品と言えば、
- 水ようかん
- 冷しぜんざい
- おつまみギフト
- 和菓子の詰合せ
- どら焼き
- 大福
- カステラ
- まんじゅう
- 最中
- せんべい
などがあります。
夏ギフト商品の選び方
それぞれの商品の違いやカロリー、縁起が良い和菓子、賞味期限などの項目についてご紹介しております。
どら焼きの賞味期限と消費期限【日持ちはいつまで?保存方法注意点】
相手の好みもわからない時には、水分摂取をせずとも食べやすい物を選んでおくことも大切ですね。
ゼリーやようかんなおは、口の中の水分を失うことも少ないため、年齢を問わず、人気です。
御中元のマナーの注意点
渡し方や喪中などでどうすればいいのかをご紹介します。
御中元の渡し方
直接相手に手渡しをする際には、次のように伝えましょう。
品物を180度回して、相手が表書きを読める状態にする。
両手で品物を持って差し出す。
添える言葉は、「お納めください」などが無難です。
大事なのは、「感謝の気持ち」を伝える言葉を選ぶようにしましょう。
渡す場所は玄関を避けましょう。
必ずお部屋に通してもらった後で、軽く挨拶を済ませた後で渡すのがポイントです。
喪中に贈っていいの?
喪中に贈る御中元もあります。
ご家族とのお付き合いがない場合には、縁は切れたと考えて、お中元を贈る必要はありません。
もしご家族ともご縁があった場合には、ご家族の名前で贈るようにしましょう。