- 神無月とか水無月などの名前の由来が気になる!
- 和菓子にも使われているのはなぜ?
- わかりやすく簡単に教えてほしい!
神無月とは、簡単に言えば、10月の別の言い方のこと。
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今回の記事では、神無月の名前の由来をわかりやすく解説します。
神無月とは?名前の由来
漢字では、神様が無い月と書きますね。
漢字から名前の由来をご紹介します。
神無月の由来
旧暦の10月のことを神無月と呼びます。
神無月は、もともとは、無いという意味ではなかったのです。
現代語で言い表すと、「の」という意味だったと考えられています。
ですから、「神の月」となり、むしろ髪祭りをする月だったとされています。
室町時代以降に、神無月に神様が集まる先は、出雲であると言われるようになりました。
出雲大社の信仰を広めた人々の活躍により、広まったそうです。
出雲大社で八百万(読み方;やおよろず)の神様が、「神議(読み方:かむはかり」という会議を開いて、縁結びなどの相談をすると言われています。
そのため、「縁結大祭」が斎行されて、多くの人々が参列するようになったと言われています。
神無月と和菓子の関係
10月のお菓子は、名月が有名です。
お茶の世界では、10月は、「名残の月」と呼ばれています。
秋の入り口である9月を過ぎて、少し寂びた美しさを求めて作られているのが特徴です。
名残の月には、少し寂びた雰囲気の茶道具を用いるのは、そのためです。
どこか寂しい雰囲気も演出の一つといえます。
和菓子のイメージ
和菓子は、季語を表すものをモチーフにして作られています。
10月の時期には、以下のようなテーマが多くなります。
- すすき
- 栗
- 菊の花
- 月
などがあります。
秋の和菓子については、別の記事でもご紹介しております。