神無月の由来を簡単にわかりやすく解説します

264862 和菓子
  • 神無月とか水無月などの名前の由来が気になる!
  • 和菓子にも使われているのはなぜ?
  • わかりやすく簡単に教えてほしい!

神無月とは、簡単に言えば、10月の別の言い方のこと。

旧暦関連記事。

皐月とは?意味や由来をわかりやすく解説します

長月とは?読み方や由来、意味等をわかりやすく解説します。

霜月とはいつからいつまで?意味や語源、由来を解説します

7月の別名「文月」とは?意味や由来をわかりやすく解説します

今回の記事では、神無月の名前の由来をわかりやすく解説します。

神無月とは?名前の由来

79463

漢字では、神様が無い月と書きますね。

漢字から名前の由来をご紹介します。

神無月の由来

3343

旧暦の10月のことを神無月と呼びます。

神無月は、もともとは、無いという意味ではなかったのです。

現代語で言い表すと、「の」という意味だったと考えられています。

ですから、「神の月」となり、むしろ髪祭りをする月だったとされています。

室町時代以降に、神無月に神様が集まる先は、出雲であると言われるようになりました。

出雲大社の信仰を広めた人々の活躍により、広まったそうです。

出雲大社で八百万(読み方;やおよろず)の神様が、「神議(読み方:かむはかり」という会議を開いて、縁結びなどの相談をすると言われています。

そのため、「縁結大祭」が斎行されて、多くの人々が参列するようになったと言われています。

 

神無月と和菓子の関係

872063

10月のお菓子は、名月が有名です。

お茶の世界では、10月は、「名残の月」と呼ばれています。

秋の入り口である9月を過ぎて、少し寂びた美しさを求めて作られているのが特徴です。

名残の月には、少し寂びた雰囲気の茶道具を用いるのは、そのためです。

どこか寂しい雰囲気も演出の一つといえます。

和菓子のイメージ

1149

和菓子は、季語を表すものをモチーフにして作られています。

10月の時期には、以下のようなテーマが多くなります。

  • すすき
  • 菊の花

などがあります。

秋の和菓子については、別の記事でもご紹介しております。

秋の和菓子といえば?味覚だけじゃない見た目で楽しむお菓子