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慶応3年創業の老舗和菓子店「末広堂」です。
和菓子には、旧暦を用いた商品がたくさんあります。
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今回の記事では、旧暦の11月を表す霜月の読み方や由来、語源などをわかりやすく解説します。
霜月とは?読み方や意味
霜月とは、旧暦の11月を意味します。
読み方は、「しもつき」です。
霜月の意味
霜月とは、だいたい陽暦の12月にあたる時期です。
陽暦とは、太陽暦のことです。
【旧暦との違い】
新暦は太陽の動きを基準として、1年を365日で計算します。
旧暦では、暦を月の始まりとしていたため、1年は354日としていました。
このずれは、約3年ごとに1年を13ヶ月にすることで、調整していたとされています。
11月の異名
11月の異名として以下のようなものがあります。
- 仲冬(ちゅうとう)
- 霜見月(しもみづき)
- 雪待月(ゆきまちづき)
などがあります。
霜月の由来
なぜ11月を霜月と呼んでいたのでしょうか?
霜月の語源(由来)
このころになると、霜がしきりに降ることから、霜降月といったが、霜月に転じたといわれています。
霜月はいつからいつまで?
霜月は、12月3日~12月31日までといわれています。
霜月の和菓子
11月になる頃には、以下のような和菓子が人気を集めます。
- 琥珀(干菓子)
- チーズ大福
- みかん大福
- 干し柿
などがあります。
11月のモチーフ
11月のシーズンには、以下のようなモチーフが目立ちます。
- 紅葉
- 錦
- 栗
- 山並み
- コスモス
などがあります。