こんにちわ。
慶応3年創業の老舗和菓子店「末広堂」です。
ダイエット中やカロリー制限を心がけている時に気になるキーワードの一つに「糖質」があります。
他にも、中性脂肪、規則正しい生活習慣、定期的な運動によるカロリー消費にも関心が高まっています、
和菓子は、低カロリーでダイエット中にもおすすめできる理由について、過去の記事でもご紹介してきました。
今回の記事では、糖質とは?について、わかりやすく解説しています。
糖質とは
単糖を構成成分とする有機化合物の総称のこと。
糖質の種類
非常に多様な種類があります。
簡単に分けると、単糖類、少糖類、多糖類に分類されます。
単糖類は、それ以上分解されない糖類のこと。
例えば、ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)、ガラクトースがあります。
少糖類は、2つ以上の単糖が結びついたものです。
別の言い方では、オリゴ糖とも呼ばれています。
ショ糖(ブドウ糖と果糖)、麦芽糖(ブドウ糖とブドウ糖)、乳頭(ブドウ糖とガラクトース)などがあります。
多糖類は、消化性多糖類と難消化性多糖類に分類されます。
消化性多糖類には、でんぷん、グリコーゲンなどがあります。
難消化性多糖類は、食物繊維の仲間となります。
糖類との違い
糖質の中でも単糖、二糖に分類されるのが糖類です。
糖質のはたらき
糖質とは、タンパク質、脂質と同様に人間の生命維持に欠かせない三大栄養素のひとつです。
糖質は、脳のエネルギーとなる唯一の栄養素であるため、必要不可欠な存在です。
糖質の過剰摂取
どんな栄養も摂りすぎた場合はデメリットもあります。
糖質の場合は、摂りすぎると、血糖値の上昇に関係します。
糖質と血糖値の関係
糖質は、血糖値を上げる唯一の栄養素です。
Ⅱ型糖尿病の型では、1gの糖質が3㎎/dlの血糖値を上げると言われています。
つまり、血糖の管理をするためには、糖質の管理が不可欠といえます。
糖質が不足するとどうなる?
脳のエネルギーとして使われている栄養素ですから、当然不足することで、体の不調や変調にもつながります。
糖質が不足した時の諸症状
以下のような変化があったら、関係があるかもしれません。
- 頭痛
- めまい
- 疲れやすい
- 判断力が鈍ってきた
- 注意力が散漫になってきた
糖質の不足に伴いタンパク質がえねねるぎー減として使用されてしまうと筋肉量の減少にもつながります。
つまりは、基礎体力の低下を招く可能性もあります。
糖質の摂り方【血糖値上昇防止】
糖質を摂取する際には、水溶性食物繊維を同時に摂取するように心がけましょう。
なぜ?
水溶性食物繊維のはたらき
糖質の吸収を穏やかにする効果がります。
つまりは、血糖値の上昇を抑えることが可能です。
糖質制限の注意点
糖質制限ダイエット等を実施する際の注意点をご紹介します。
たんぱく質系食品
特に牛乳の摂りすぎには注意が必要です。
牛乳は、カゼインを含んでいます。
カゼインは固まりやすいため、腸で吸収されにくい物質ですが、粒子が小さいため、血管内に侵入し、血液を汚すことがあります。
そのため、絵アレルギーの原因になる場合があります。
牛乳には、乳頭とういう糖質が含まれています。
糖質は液状で摂取するほうが吸収率が高くなる特徴があります。
よって、牛乳を継続的に摂取することで、糖質の摂り過ぎになりやすくなるリスクもありますので、注意が必要です。
食生活での注意点
お米や大豆、ごまなどを原料とする食品を選ぶ際にも注意しておくと役立つ情報をご紹介します。
トランス脂肪酸
サラダ油の中でも、米や大豆、胡麻、菜類を原料とする商品は、酸化しやすいという特徴があります。
水素添加処理をする際にトランス脂肪酸が発生することがあります。
トランス脂肪酸が多い食材としては、揚げ物、お菓子やパンの中で、マーガリン、ショートニングを使った商品があります。
アメリカでは心臓病や肥満の原因につながるということで全面禁止になった物質です。
食物繊維の摂取方法
不足しがちな野菜の栄養をジュースやドリンクなどで摂取していませんか?
こちらも同じ液体であることから、糖質も吸収されやすくなりますので、飲み過ぎには注意がが必要です。
旬の緑黄色野菜や海藻などもサラダにして、食事と一緒に摂取するように心がけましょう。
糖質制限中に和菓子は食べられる?
和菓子も糖質が含まれています。
でsから、食べる時には、量を考えましょう。
たとえば、1個だけなどの少量にしておくことをおすすめします。
末広堂では、砂糖をつかわないきんつばも発売しています。
第三者機関に分析を依頼し、正式に認められた商品です。
和菓子でも洋菓子でも低糖質なお菓子をお探しなら、参考にしてください。
家庭用レシピ(作り方)もご紹介しています。
健康的な生活を送るために必要な正しい情報を入手するには、厚生労働省の関連サイトを見ておくことも大切です。
かかりつけの内科などがある方は、知識よりもまずは自分自身の体に対して適切な対処法を医師から指導したもらうことも大切です。