こんにちわ。
慶応3年創業の老舗和菓子店「末広堂」です。
和菓子の種類や歴史については、別の記事でご紹介しています。
柏餅のカロリーについては、別の記事でもご紹介しています。
今回の記事では、柏餅について、ご紹介しています。
柏餅とは?
柏餅の由来、歴史
柏餅とは、平たく丸型にした上新粉の餅に餡を挟んで二つ折りにしたお持ちに、柏やサルトリイバラの葉っぱなどで包んだもの。
柏の歯には、「オイゲノール」という物質が含まれており、防腐、抗菌作用があり、鮮度を保つことが知られています。
子どもの日(節句)に食べるのはなぜ?
柏の葉が縁起ものとされています。
なぜ?
春の新芽が出る時期までに葉を落とさないことから、「子孫繁栄」という意味が込められているのです。
端午の節句で柏餅を食べるようになったのは、この由来があるからです。
子どもの日とは、子どもの健やかな成長を願う日。
柏の葉が、餅を包んでいる姿が拍手をしている手に似ているということから、武家社会の間で、子どもの武運を祈願したことが始まりといわれています。
つまり、江戸時代に武家の間で縁起物として食べられていたのです。
縁起が良い和菓子
和菓子の中でも「子孫繁栄」の意味で親しまれてきたお菓子です。
柏餅の季節
柏餅は、春の季節の和菓子です。
春といえば、他にもお餅を使った和菓子には、くずもち、うぐいす餅、いちご大福、草餅などがあります。
カロリー目安
100gあたりのカロリーは、206kcalともいわれています。
糖質は、0.4g、飽和脂肪酸は0.1g程度です。
大福の人気店舗
和菓子にはさまざまな種類がありますがそれぞれの地域によって、オリジナルの素材を使ったり、混ぜ合わせ方もあります。
以下のような老舗和菓子店も有名です。
- たねや(滋賀県)
- 叶 匠寿庵(滋賀県)
有名なお店のカロリー
イオン(こしあん):157㎉
ローソン(こしあん):158㎉
シャトレーゼ(こしあん):129㎉
いちご大福の目安は、150kcal前後ですし、桜餅は、96kcalなので、そこまで大きな差がありません。
手軽にお菓子を購入可能なシャトレーゼのこしあんの場合、たんぱく質は、2.3g,脂質は、0.3g,炭水化物29.4gとなっております。
柏餅の作り方
柏餅の簡単な作り方についてご紹介します。
- ボウルに上新粉と砂糖を入れ菜箸等を使ってよく混ぜる
- 生地を耳たぶくらいの柔らかさになるまで続ける
- 熱湯を入れる
- 生地がまとまるまで手でこねる
- 蒸し器に生地を小分けにして、並べる
- 10分ほど蒸す
- 蒸し器からクッキングシートなどに取り出す
- 熱いうちにこねる
- まとまった生地を5等分にする
- 生地を楕円形に伸ばす
- あんこを包む
- 柏の葉で包む
以上の流れになります。