大福とは?歴史や由来

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こんにちわ。

慶応3年創業の老舗和菓子店「末広堂」です。

大福ってそもそもいつからあるお菓子なの?

なぜ大福という名前が付けられたのだろう?

こんな疑問にお答えします。

和菓子については、いろいろな角度から情報を公開しています。

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今回の記事では、大福の名前の由来や歴史、素材や味の特徴などについて、分かりやすく解説します。

大福の特徴【材料等】

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大福とは、小豆でできた餡を餅で包んだ和菓子の一種です。

大福餅とも呼ばれています。

利用する素材によって、見た目の色や形が大きく異なるのが特徴です。

中でも有名なのは、イチゴ大福ですね。

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他にも、ご当地グルメとして、ピーチやオレンジといったか果物を使った種類もあります。

主な材料

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主な材料は、もち米、砂糖、小豆、水飴。

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大福のカロリー

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1個70g相当の商品で、165kcalといわれています。

大福の歴史や名前の由来

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大福は、江戸時代に庶民の食べ物として親しまれていた鶉餅(読み方:うずらもち)に砂糖をまぶしたことが始まりとされています。

当時の名称では、「腹太」や「大腹」と呼ばれていました。

つまりは、腹持ちが良いという意味が込められていたのです。

時代が、明治、大正になるにつれて、塩大福が登場。

欧米をはじめとした海外でも注目されるようになり、日本古来の和菓子として、多くの人々に親しまれています。

時代の流れとともに、文字も「大腹餅」の文字が、「福」に書き換えられたことで、「大福餅」となったと言われています。

寛政の時代には、夜に大福をうりあるくことが流行し、寒い夜のために火鉢で焼いた「焼大福」が人気を集めました。

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大福の種類は多い

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大福には、以下の余蘊種類があります。

  • 豆大福:餅に赤えんどうや大豆を混ぜる
  • 草大福:ヨモギを入れてついた餅を使っている
  • 塩大福:皮や案に塩味をつけたもの
  • いちご大福:小豆餡と苺が入ったもの。
  • フルーツ大福:栗、はっさく、みかんが有名ですね。季節に合わせたフルーツでは、キウイ、梨、白桃、ブドウ、メロンなどを使う商品もあります。
  • コーヒー大福(別名:カフェオレ大福):小豆餡にコーヒーの風味をつけたもの(生クリーム入りもあります)
  • モンブラン大福:小豆餡のかわりにマカロンクリームが入っています
  • プリン大福:小豆餡の代わりに、カスタードプリンまたはカスタードクリームが入っています
  • ティラミス大福:ティラミスクリームをコーヒー味の餡でくるんでいます
  • 生クリーム大福:小豆餡の代わりに生クリームが入っています。

上記の他にも、抹茶や生チョコなどを詰めこんだ商品を展開する店舗もあります。

贈答品としても選ばれています。

ネットで簡単に注文できる店舗も増えましたので、いろいろな商品をチェックしてみては?

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和菓子の中での分類

和菓子の中では、生菓子に分類され、水分量で分類すると、餅物に該当します。

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大福の味の特徴

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大福の味は、使用されている素材によって大きく異なります。

食べた後の口の中に広がる砂糖の甘さがポイントです。

草大福は、鼻からぬけるよもぎの風味を楽しめる逸品。

苺大福は、昭和の後期に発案されたといわれています。

餡の甘さと苺の甘酸っぱい味がよく合います。

さらに、スイーツ感を色濃く出すためにクリームが入っている商品も登場しました。

こうした多様性により、さまざまな味を楽しむことができます。

ぜひ日本全国のさまざまな商品をチェックして、自分好みの逸品をみつけてください。