こんにちわ。
慶応3年創業の老舗和菓子店「末広堂」です。
秋の和菓子といえば?
芋ようかんなどが、近くのスーパーやコンビニでも売っている季節です。
季節ごとの和菓子については、別の記事でもご紹介しています。
今回の記事では、秋の和菓子として、桔梗の意味や花言葉等をご紹介しています。
桔梗とは?意味や花言葉
桔梗とは、秋の七草のひとつです。
秋の七草とは、萩の花、尾花、葛(くず)、撫子(なでしこ)の花、女郎花(おみなえし)、藤袴(ふじばかま)、朝豹(あさがお)です。
桔梗の歴史
余談ですが、桔梗の古名は朝顔です。
夏に見ている朝顔の花は、江戸時代初期に中国から渡来した種子の子孫。
奈良時代の万葉集に登場するあさがおが、桔梗とされているのです。
桔梗の起源
桔梗の名は、根が結実して硬いことに由来しています。
読み方も「きちこう」から転じたものだといわれています。
桔梗の花言葉
花言葉では、「永遠の愛」、「変わらぬ愛」「気品」「誠実」等があります。
桔梗は縁起が良い和菓子
縁起の良い和菓子の贈り物を秋にお探しなら、桔梗もおすすめの逸品です。
なぜ縁起が良いの?
桔梗の文字から木偏を取ると、「吉更」となります。
つまり、意味としては、「さらにきち」となることから、縁起が良いとされています。
和菓子の桔梗について
和菓子の中で、桔梗は、練り切りに分類されます。
練り切りについては、和菓子の歴史や名前の由来【洋菓子との違いや種類の特徴】でご案内しております。
秋の上生菓子の一つです。
こしあんが入っており、見た目の色合いと味わいが異なることも魅力の一つです。
桔梗のカロリー目安
シャトレーゼの夏桔梗のデータを拝見すると以下のような数値が公開されいます。
カロリー:101㎉
たんぱく質:1.0g
脂質:0.1g
炭水化物:24.2g
和菓子の桔梗はダイエットに適している?
ダイエット中の方が間食やおやつに選ぶべきカロリー目安は、100~200㎉といわれています。
食べる時間や飲み物の組み合わせを考慮することが大切です。