こんにちわ。
慶応3年創業の老舗和菓子店「末広堂」です。
春の和菓子といえば?
冬の寒さと季節外れの暖かさが交互に訪れる時期にお餅など腹持ちの良いおやつを食べたくなったことはありませんか?
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今回の記事では、桜餅のカロリーや栄養成分と効果についてわかりやすく解説します。
桜餅とは?カロリーや栄養成分
春の和菓子の定番といえば、「桜餅」
餡子とお餅を桜の葉で包んでいるのが特徴。
見た目にも春を感じられるお花見にもピッタリの和菓子です。
桜餅のカロリー目安
日本食品標準成分表よりご紹介します。
関東風の分量100gあたり
- カロリー:238kcal
- 脂質:0.4g
- コレステロール:0g
- 炭水化物:54g
- タンパク質:4.5g
関西風の分量100gあたり
- カロリー:200kcal
- 脂質:0.2g
- コレステロール:0g
- 炭水化物:46.1g
- タンパク質:3.4g
桜餅の原材料
桜餅の原材料は、関東の場合、塩漬けにした桜の葉と小麦粉、小豆餡、砂糖、クレープ生地をつくる粉等を使用します。
関西風の場合には、道明寺粉で作った皮で小豆餡を包んだスタイルになります。
関西風は、別の言い方で、「道明寺餅」または「道明寺」と呼ばれることもあります。
道明寺粉とは、水に浸し蒸したもち米を干して粗焼きしたものです。
起源は1000年以上前に大阪にある道明寺で最初に作られて保存食として用いられていたものです。
桜餅の食べ方【桜の葉は食べる?】
桜餅や柏餅を出された時、「葉っぱは食べられますか?」と質問する人も多いですね。
桜の葉はどちらでもOK
桜の葉は、食べても食べなくてもマナー違反ではありません。
塩漬けの桜の葉には、「クマリン」という成分が含まれています。
「クマリン」とは、桜の葉に代表される植物の芳香成分の一種でラクトンの一種。
クマリンを大量に摂取すると肝臓障害を引き起こす可能性がありますが、大量ではない香り付けの使用は認可されています。
効能としては、抗菌作用や血液凝固作用があり、むくみの防止や老化予防に効果的とされています。
桜餅の有名なお店
桜餅が有名なお店は、全国にあります。
東京の有名なお店
東京都内でも道明寺の桜餅を扱うお店があります。
叶 匠壽庵 新丸の内店
銀座にある名店では、銀座あけぼの 銀座本店、銀座甘楽 銀座本店も人気です。
限定商品を楽しみたい方には、とらや 赤坂店、創業300年以上の老舗の桜餅専門店なら、長命寺が有名です。
関西で有名なお店
- 鳴海餅本店
- 鶴屋八幡
- 京菓子處 鼓月 本店
- 出町ふたば
- 仙太郎
- 御菓子司 緑庵
- 老松 嵐山店
- 京都嵐山 お菓子司 鶴屋寿
- 琴きき茶屋
などが有名です。
桜餅をコンビニやスーパーで購入
近くのセブンイレブン、ファミリーマート、サークルKなどで購入したい方向けのメニューもご紹介します。
セブンイレブン
商品名:北海道産小豆使用 桜もち
- カロリー:137kcal
- 炭水化物:31.5g
- 脂質:0.3g
- タンパク質:2.5g
ローソン
商品名:桜餅
こしあんを使用しています。
- カロリー:133kcal
- 炭水化物:30.3g
- 脂質:0.4g
- タンパク質:2.8g
桜の葉を塩漬けにしていますが、老舗の名店からコンビニまでいろいろな商品をチェックしても食塩相当量は、0.1g以下~0.3g前後です。
参考資料