きんつばは漢字で書くと金鍔と書きます。
実際に和菓子って自分で作ったりする人は少なく、どうしても洋菓子の方が人気で、身近に感じてしまいますよね。
そんな和菓子の中でも、「きんつば」という名前を聞いたり、知っていたり、実際に食べたこともあり、味もわかっているけど、「どんなお菓子?」と聞かれるとうまく説明できない人も多いのではないでしょうか?
ダイエット中の方にもおすすめの商品です。
関連記事↓
最中やきんつばの賞味期限や消費期限は?日持ちはいつまで?保存方法や注意点
歴史についてもご紹介しています。
今回の記事では、「きんつば」がどのような和菓子なのか?について、わかりやすく説明していきます。
きんつばとは?【歴史】
きんつばと聞いて思い浮かべる形というと、四角いものを想像する人は多いのではないでしょうか?
歴史
江戸時代の当時は、日本刀の鍔(つば)の形状に似ている(丸く平らな形をしていた)ことから、この名前になったようです。
鍔の形の菓子を作るために、唐菓子からヒントを得て考えられたとされています。
「きん」がつく理由(名前の由来)
きんつばの「きん(金)」は何?
答えは、発祥のルーツにありました。
元々は1600年代に京都で赤小豆の餡をうるち米の粉を皮にして包んで焼いたものが出てきて、その色と形から
世間の人から「銀鍔(ぎんつば)」と呼ばれるようになりました。
このぎんつばが、後に江戸に伝わります。
その時に「銀よりも金の方がいい」ということで「きんつば」と名前が変わりました。
原材料も変化?
それと同時にうるち米の粉を皮にしていたものから、現在の小麦粉を使用した皮に変わったと言われています。
そして、今のように四角のカタチが出てきたのが1800年代。
浅草馬道の「おかめのきんつば」という店で販売された商品が由来とされています。
きんつばはどうやってできるのか?
「きんつば」とは、「きんつば焼き」を省略した名称です。
小麦粉の薄い皮で餡を包み込んで、鉄板の上で焼いた和菓子です。
あんこは、寒天で固められていて、きんつばのほとんどをあんこが占めているといういたってシンプルな和菓子です。
しかし、食べてみると意外とあっさりしていて、それほど甘いイメージもないですし、あんこ本来の上品な味を楽しめる和菓子の一つです。
きんつばは奥が深い
同じ名前の商品でも、色々な種類があります。
上品であっさりとした味に仕上がっている商品もあります。
余計なものが入っていないので、健康にも良さそうな感じがしますよね。
また、普段から食べる機会も少ないため、お土産として渡しても喜ばれます。
家にお客さんが来たときに出す来客用和菓子としても適しています。
このように、日本では多くの人に上品な和菓子というイメージを持たれています。
餡の上品さがあって、おやつ替わりにもなるため、世代を問わず、人気があります。
- 子供のおやつ
- お客様が来られた時にお出しするお茶菓子
- 父の日、母の日、敬老の日、お誕生日等のちょっとしたお祝い
- 会社の上司、同僚、部下への感謝の気持ちを込めた贈り物(ギフト)
- 結婚祝い、出産祝い、引越し祝い、新築祝いやお返し等の内祝い用贈答品
- 自分へのちょっとしたご褒美
和菓子は、ダイエットを意識している方にも低糖質で、低カロリーな食べ物として選ばれています。
ぜひ、身近にあるお店や専門店でのお買い物をお楽しみください。
きんつばの簡単な作り方
自宅で簡単に作る方法をご紹介します。
材料
- 粒あん
- 粉寒天
- 水
上記を用意しましょう。
作り方の流れ
型にラップを敷いておく
- 鍋に水と粉寒天を入れる
- よく混ぜてから火にかける
- 沸騰したら2分ほど過熱を続けて、寒天をしっかり溶かす
- 粒あんを入れてよく混ぜる
- ラップを敷いた型に流しいれる
- 表面をならして固める(冷蔵庫に入れた方が早く固まる)
- 固まったら、型から外して、カットする
皮の作り方
- 白玉粉10g
- 水80g
- 砂糖15g
- 塩ひとつまみ
- 薄力粉55g
を用意します。
- 薄力粉をふるっておく
- ボウルに白玉粉を入れて、水を少しずつ加える
- 溶き伸ばしたら、砂糖、塩、ふるった薄力粉の順によく混ぜる
- フライパンに薄く油を引く
- 弱火にかける
- 皮の記事を一面ずつつけて、30秒ほど焼く。
これが小豆きんつばの作り方の例になります。
他にもレシピ情報は、いろいろなサイトで紹介されているので、自分にとってやりやすい方法を見つけてみてください。
末広堂が選ばれる理由
老舗の店舗でも芋、抹茶、栗等それぞれがこだわりの商品を展開しております。
末広堂では、砂糖を一切つかわないという点にこだわっております。
夏も冬も加糖や砂糖入りというだけで、手が止まってしまう方が多くなっている気がします。
そこで、ダイエット中の方でも安心して食べてもらえる商品にこだわっております。
公式SNSも展開中です。
参考資料