きんつばといえば、あっさりとした上品な味で、それほど甘くないのでダイエット中でもそんなに「影響の無い和菓子なのでは?」と考えている人もいるかもしれませんね。
そもそも「きんつば」とはどんなお菓子なのか?別の記事でご紹介しています。
きんつばのカロリー等の栄養情報【筋トレやダイエットに適している?】
他の和菓子のカロリーやダイエットとの相性についてもご紹介しています。
羊羹は脂質制限ダイエット向き?筋トレ後にも向いている和菓子と言える理由
今回の記事では、きんつばがダイエットに向いているのか、向いていないのか判断するためにカロリーや糖質を調べてみましたので、参考にしていただけたらと思います。
きんつばってどんな食べ物?
きんつばのことをよく知らない人もいるかと思いますので、簡単に紹介しておきますね。
現在の一般的なきんつばは、寒天を用いて餡を四角く固めたものの各面に小麦粉の生地を付けて、一面ずつ焼いたものが主流になっています。
きんつばは、京都で生まれたとされていて、当時は刀の鍔(つば)のように丸く平らな形や色から「銀鍔(ぎんつば)」と呼ばれていました。
これが、江戸に伝わると「銀よりも金の方が景気がいい」ということから「金鍔(きんつば)」になったとされています。
きんつばのカロリーや糖質
一般的な大きさのきんつばは、1個あたり65gで、カロリーがおよそ170kcal、糖質が35gほどあります。
これだけでは分かりにくいかと思いますので、他の同じようなカロリーや糖質の食べ物を例に挙げると、「どら焼き」があります。
「どら焼きと一緒なの?」と驚かれた方も多いのではないでしょうか。
あっさりとしていて、そんなに甘くないのでカロリーや糖質も低いイメージを持っていた人も多いかと思いますが、どら焼きと一緒となると、特に体重制限やカロリーを制限している人は「気軽にもう1つ」ということは控えた方がいいかもしれませんね。
きんつばのカロリーと食べる時間
既にお伝えしたように、カロリーも糖質量も高めではありますが、食べ方やカロリーに注意するなどの工夫をすることで、減量中でも食べることはできます。
例えば、よる遅くに食べてしまうと、脂肪として蓄積されやすくなってしまうので、寝る前に食べるのを控えたり、緑茶と一緒に食べることで、緑茶に入っているカテキンの作用により、糖の吸収を抑えて、血糖値の上昇をゆるやかにしてくれます。
また、原材料である小豆には、活性酸素を除去する抗酸化作用や新陳代謝を高める作用のある「ポリフェノール」が含まれているので、痩身やアンチエイジングの効果が期待できます。
カロリーや糖質、食べ方などに気をつけながら、上手に取り入れるようにしましょう。
食事は、栄養バランスをコントロールすることが大切です。
何を食べる場合でも、炭水化物、食物繊維、ビタミン、ミネラル、脂質など一つにこだわってはいけません。
太るから食べないではなく、バランスを考えて選ぶことをおすすめします。
ちなみに、筋トレなど運動前後にも低カロリーで低糖質な食べ物としてもおすすめの和菓子です。
甘い物を食べることで、ストレスを解消する。
この考え方は、脂肪の多い食事をとることで、脳内物質が出て快感を得る仕組みを利用しています。
つまり、甘いものを知らず知らずのうちに摂取している人は、ストレスがたまっている可能性があります。
ダイエット中の間食の時間の選び方【和菓子はいつ食べても太らない?】
ダイエット中に大切なこと
ダイエットについても、ちょっと情報の質や方向性を変えると、今の自分自身の体調管理に役立つ知識もあります。
自分のライフスタイルに合う方法を見つけることが大切です。
私たちは、食材が豊富な時代に生きています。
その中で、1日3食食べなさいと親から言われて育ったという方も少なくありません。
間食も決して全てが悪いことではありません。
しかし、原材料は何を使っているのか?などちょっと今までと異なる視点で食べ物を観察すると、和菓子の新しい魅力にも気付いていただけると思っております。
ダイエットに必要な栄養素
量を減らすなら、質の高いメニューを考える。
ダイエットに必要な栄養素は、「タンパク質」「炭水化物」「ビタミン」「ミネラル」「脂質」の5種類です。
具体的には、以下のような働きがあります。
- タンパク質:筋肉量が少ないと基礎対価が低下するため、脂肪が燃焼しづらい環境になる
- 炭水化物:体のエネルギー源として必須。瞬発的な行動や自給的な運動をする上で欠かせない栄養素。
- 不飽和脂肪酸のうち、一価不飽和脂肪酸にはLDLコレステロールを下げる働きがあるため、肥満防止になります。
- ビタミンの中でも、ビタミンD濃度が低いほど肥満になりやすいことがわかっています。
- ミネラル:筋肉を維持するために必要な栄養素です。
ダイエット中に避けるべき食材
糖質の含有量が多い食材は避けるべきです。
あくまで食べすぎないという意味です。
ご飯、パン、麺類中心の食事。
ホルモンやソーセージ焼き豚などの加工品。
あわび、うに、かき、シジミ、ホタテの貝柱等。
かぼちゃ、トマト、ごぼう、人参、長ネギ、サツマイモなどの芋類
ちくわ、はんぺんなどの練り物。
インターネット上には、同じような悩みを抱えている方の書込みも目立ちます。
さまざまな食材を比較する時には、100g中に含まれる栄養素をチェックしましょう。
単に糖質制限等をすることだけが太りにくくする方法ではありません。
どうしても体が求めている時には、何か原因があります。
必要以上に我慢しようとするのではなく、たくさんある中で、少しずつ調整しよう。
こんな意識があれば、1回分の摂取を次で調整することが可能です。