こんにちわ。
慶応3年創業の老舗和菓子店「末広堂」です。
子どもがおやつとして選ぶのは、洋菓子の方が多いですね。
具体的には、スナック菓子やガム、クッキー、チョコレート等が人気ですよね。
しかし、むし歯にさせたくない方や甘いものを控えさせたいと考える親御様もいらっしゃいます。
「子どもと和菓子」関連記事。
最近のアンケートでは、「洋菓子と和菓子のどちらが好き?」という結果は、「どちらも同じくらい好きと」いう回答が10代から60代以上の全体でみると、49.3%という高い数字になっています。
一方で、和菓子の方が好きと回答している人は、13.2%と低いです。
今回の記事では、子どもの和菓子離れが進む原因をご紹介します。
子どもの和菓子離れが進む原因
スーパー、ドラッグストアなどでもみつ団子、三色団子、八つ橋などが販売されています。
総菜パンや冷凍食品コーナーの近くに和菓子コーナーを設置してくださっている店舗もあります。
しかし、実際に手に取るのは、若い子どもよりも年配の方が多いのが現実です。
ではどうして子どもたちが和菓子を手に取らないのでしょうか?
和菓子に対する若者のイメージ
- かしこまった感じがする
- 価格が高い気がする
- カロリーが高い気がする
- 控えめな甘味よりはっきりした味のほうが好き
- 気軽に食べられない
- 見た目やデザインがおいしそうに見えない
等があります。
つまり、見た目のインパクトだけではなく、和菓子を食べる空間のイメージが浸透していないことが原因の一つと考えられます。
和菓子消費量日本一の石川県の特徴
都道府県別お菓子消費量ランキング1位の石川県では、さまざまな商品が売れています。
中でも和菓子が売れる理由をご紹介します。
生け花・茶道教室数が日本一
上生菓子や生菓子を食べる機会があるとすれば、茶道や華道が有名ですね。
石川県内には、122軒もの生け花・茶道教室があります。
この数字の高さも影響していると思えます。
25歳以上茶道人口
2016年時点で、25歳以上の茶道人口が日本一になっています。
茶道なんて一部の人しかやっていないはず。
こう思っている方も多いと思います。
しかし、20代30代でも茶道教室に通う方が多いのです。
つまり、茶道をきっかけに和菓子の魅力を知り、自分の家族や子どもたち向けのおやつとしても与えていることも考えられます。
この他にも、2012年時点ですが、ドラグストア店舗数も全国1位になったことがあります。
つまり、日常的に通いやすいお店で購入しやすい場所ができているともいえます。
和菓子は子供が何歳から?
子どもに与えたことがないという方向けにご案内します。
ラムネは何歳から?
幼稚園児や未就学児童のおやつとして、ラムネを買い与えたいけれど、何歳から食べられるの?
こんなお悩みにもお答えしています。
筋トレとの相性が良い
幼稚園、小学校の時期に、スイミングや陸上、サッカー、野球、バスケットボール、ダンススクールなどの習い事や個人レッスンに通わせている方もいらっしゃいます。
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ダイエットとの相性が良い
おやつを食べたいけれど、太りたくない。
ダイエット中だから、おやつを控えないと!
こんな人にも、食べ方や食べる量をコントロールする方法をご紹介しています。
ダイエット中の間食,おやつの時間の選び方【和菓子はいつ食べても太らない?】
和菓子にも、さまざまな種類があります。
「ようかん」「甘納豆」「柏餅」「もなか」「黄身しぐれ」「うすかわまんじゅう」「きんつば」など味もそれぞれ特徴があります。
少しでもこれまで食べたことがないという方にも、低カロリーで太りにくいおやつとして知っていただきたく、これからも情報を発信してまいります。