羊羹の老舗【全国で有名なお店の商品をお取り寄せ】

和菓子

こんにちわ。

慶応3年創業の老舗和菓子店「末広堂」です。

春から夏にかけて人気の和菓子と言えば、羊羹。

羊羹については、別の記事でもいろいろな情報を公開しております。

羊羹関連情報一覧。

羊羹の名前の由来や歴史の背景

羊羹の種類や違い【賞味期限や全国の有名な老舗】

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羊羹は体に悪い?ダイエット中にもおすすめの食べ方と注意点

羊羹のレシピ【種類やカロリー,賞味期限等基礎知識】

今回の記事では、全国の羊羹で有名な老舗和菓店を厳選してご紹介しています。

羊羹とは

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羊羹とは、小豆を使用した餡に砂糖、寒天などを加えて、練りながら煮詰める又は、蒸す菓子。

しっかりと固さがあるのが、煉羊羹。

寒天が少ないのが、水ようかん。

寒天で固める以外でも、小麦粉や葛粉を加えて蒸して固める製法もあります。

羊羹の漢字の意味

羊羹は、なぜ羊と羹と書くのでしょうか?

漢字のそれぞれの意味を見ていきましょう。

羊羹とは、そもそも羊の肉を煮込んだスープを意味するものでした。

しかし、中国から羊羹が伝わった時、肉食が禁止されていた禅宗では、小豆や小麦粉を使用し、羊肉に見立てて作ったことで、現在の羊羹の原型が生まれたと言われています。

 

羊羹の種類

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羊羹には、煉り、水以外にもいくつか種類があります。

それぞれの特徴についてまとめてご紹介します。

煉り羊羹

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寒天を溶かした水と小豆を原料とした餡、さらには砂糖を加えて練ったもの。

日持ちが良いのが特徴です。

スポーツ選手や非常食にも選ばれています。

水ようかん

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原材料は、煉り羊羹と同じですが、配分が変わってきます。

寒天の量を少なくすることで、食感がゼリーのようになったもの。

糖度が低いため、のどごしが良いことから、高齢で咀嚼が弱くなった方にも選ばれています。

蒸し羊羹

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小麦粉や葛粉などを使って蒸しあげた後に型に入れて固めて作るのが特徴。

芋ようかん、栗蒸し羊羹等がこの分類に該当します。

でっち羊羹

主に、近畿地方を中心に広がっています。

小豆、砂糖で作った餡に小麦粉又は上新粉を混ぜて蒸して作られているのが特徴です。

滋賀県の特産物としても知られています。

竹の皮で包んでいるところが特徴的です。

小城羊羹

佐賀県小城しの小城羊羹組合に所属するお店で製造、販売されている羊羹です。

地域団体商標にも登録されています。

玉羊羹

ゴム製の風船を容器として作られているため、球状になっている形状が特徴。

別の言い方では、ボンボン羊羹、風船羊羹とも呼ばれています。

ピンポン玉サイズの和菓子で爪楊枝で風船を割って食べるので、親子三代で孫に上げる時にも見た目で喜ばれると贈り物としても人気です。

そのサイズ感から、戦地でも食べやすいように開発されたともいわれています。

 

羊羹で有名なお店【北海道】

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五勝手屋本舗

北海道に明治時代に創業した老舗の和菓子店。

丸缶羊羹をはじめ、一枚流し羊羹も有名です。

和菓子では、最中、カステラ、焼き菓子等も手掛けています。

  • 住所:北海道檜山郡江差町本町38番地
  • 創業:明治3年1月1日
  • 定休日:1月1日

羊羹で有名なお店【東北】

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玉嶋屋

江戸時代から、電気ガスを使わずに薪を使用した当時の製法を今も引き継いでいる伝統の老舗和菓子店。

江戸時代には、徳川将軍家に献上していた歴史があります。

昭和40年の全国和菓子博覧会では、東北で初となる「最高賞名誉総裁賞」を受領。

昭和12年県知事と郡の依頼により、やわらかい羊羹を開発し、玉羊羹を手掛けたことでも有名なお店です。

和菓子では、こしあんの一口最中も有名です。

  • 住所:福島県二本松市本町1丁目88
  • 創業:江戸期
  • 定休日:無休

羊羹で有名なお店【関東】

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三ツ山羊羹本舗

日光のお土産物としても親しまれている老舗和菓子店。

日光田母沢御用邸にて、静養されている貴族方への献上品費として、日光二荒山神社の御用品として、ご受納いたぢてきた三ツ山の羊羹を手掛けています。

全国特産品博覧会において、「有功銀賞」を受賞した実績もあります。

一口羊羹、水ようかんだけでなく、塩、栗、抹茶などさまざまな味を楽しめます。

深みのある藤色が美しい水ようかんが有名です。

  • 住所:栃木県日光市中鉢石町914
  • 創業:明治28年
  • 定休日:元旦のみ

とらや

室町時代後期に京都で創業した老舗和菓子店。

和菓子の魅力を多彩な切り口でご紹介している虎屋文庫資料展も手掛けており、手作りの和菓子を展示するという取り組みもされております。

特徴は、なんといってもその種類の多さです。

黒砂糖、抹茶、はちみつ、和三盆、白小豆、紅茶、白味噌、黒豆黄粉、新栗など幅広い味が楽しめます。

賞味期限も非常にに長く、1年ほど楽しめる商品もあります。

羊羹の他にも、和菓子として、生菓子、最中、焼き菓子、干菓子、御汁粉、練り菓子、お茶のほか、地域限定商品も多数手がけております。

それぞれの用語についても別の記事で解説しています。

和三盆とは?お砂糖の種類

半生菓子とは?生菓子との違いや日持ちするのか?【和菓子の雑学】

最中の名前の由来【語源】や歴史などわかりやすく解説します

練り切りとは?名前の由来や魅力【和菓子の雑学】

  • 住所:東京都港区赤坂4-9-22
  • 創業:室町時代後期
  • 定休日:毎月6日(12月以外)

末広堂もお忘れなく

末広堂金沢

石川県金沢市で慶応3年創業の老舗和菓子店です。

末広堂でも期間限定で水ようかん等を手掛けております。

日本全国に、まだまだご紹介しきれないほどの名店が数多く存在します。

和菓子は、昔は高貴な方がただけが楽しんでいたお菓子ですが、今では一般的にもスーパー、コンビニ、ドラッグストア等さまざまなお店で購入が可能になりました。

コロナ禍で運動不足になったり、在宅勤務で間食が増えたことで太ってしまったとお悩みの方にも選ばれています。

和菓子とは何なのか?歴史と魅力も詳しくご紹介