こんにちわ。
慶応3年創業の老舗和菓子店「末広堂」です。
押し物とは、干菓子の一つです。
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今回の記事では、和菓子の押し物について、わかりやすく解説します。
和菓子の押し物とは?
作り方
和菓子の押し物とは、上白糖にねき密と呼ばれるみずあめと水を混ぜたものと色素を加えて作ります。
粉類を加えて捏ねて混ぜて、木の型に詰めてから餡を入れます。
簡単に言えば、粉に砂糖や練りあん、羊羹を加えて押し固めたものです。
打ち物との違い
原材料ほとんど同じですが、製造工程に違いがあります。
打物:木型に固く打ち込んで成形します。
押物:材料を型に入れた後に、押して固めます。
固めた後に、包丁で切る(「切り出し」といいます)ことで最終的な形に仕上げます。
押し物の代表例
押し物には、落雁や和三盆などがあります。
和菓子の押し物で有名なお店
押し物はいつのお菓子
京都では、正月用の干菓子を集中的に取り組む時期のことを「押物祭り」と呼ばれています。
干菓子で有名なお店【京都】
京都のお土産でもらって嬉しい干菓子と言えば、和三盆が有名です。
- 緑寿庵清水
- 塩芳軒
- 鍵善良房 四条本店
- ウチュワガシ
- 亀屋良長 本店
上記のお店では、落雁、和三盆、琥珀などが楽しめます。
干菓子が有名なお店【東京】
東京にも干菓子で有名なお店がいくつかあります。
- 銀座 菊廼屋
- 壽堂
- 大心堂
- HIGASHIYAMA
- 鳴門金時本店 栗尾商店
- 岡埜栄泉
等が有名です。
神保町や赤坂などにも地元で人気の御菓子司がありますので、探してみると面白いですよ。
東京駅でお土産を購入したいという方は、和菓子の中では、羊羹がオススメです。